2014年皐月賞馬イスラボニータの新馬戦
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競走馬のスタートライン新馬戦。所謂初戦です。以前は同じ開催なら3回まで新馬戦に出る事が出来ましたが、今は完全に一発勝負です。その為クラシック有力候補を抱えている厩舎は、相手関係もみながら確実に勝てる新馬戦を選択します。
土を早い段階で付けたくないと言うのが厩舎関係者の偽りのない本音です。最終的には本番のクラシックで負けないで勝てば問題ありません。前哨戦までパーフェクト本番2着では何の意味もありません。
如何に新馬戦から逆算したローテ―ションを組めるかが大きなカギを握っています。この逆算が狂うのが新馬戦で負けた時です。ハナ差でも負けは負けです。5着までに入っていれば、4週間以内の未勝利戦に優先出走権があります。ここは最悪でも5着以内に入線する必要があります。ここで無駄な一戦を消化する事になります。
新馬戦の中で毎年1回伝説の新馬戦と言われる新馬戦があります。それは菊花賞当日に行われる京都競馬場の新馬戦です。この新馬戦からはブエナビスタ アンライバルト リーチザクラウン等が上位を独占した年もあります。このレースを境に伝説の新馬戦と呼ばれるようになりました。
別にただの新馬戦なのですが、毎年メンバーは好メンバーが揃います。ここに狙いを定める厩舎もあります。ここに狙いを定めた厩舎は余程自信が陣営にはあると見ていいでしょう。ただ、新聞などの厩舎コメントは普通ですが、実際は勝ちきれると言う手ごたえがかなりあります。ここを勝つとクラシックで活躍する馬が多いです。