ブロードアピール

ブロードアピール

2000年11月12日 東京競馬場
画像はWikipediaより

ブロードアピールは芝ダート不問の馬です。この馬がG1を勝てなかったのが今でも不思議でなりません。ブロードアピールと検索すればレースが出てきます。その映像を見た人は皆、驚きます何が凄いかと言うと末脚です

映像にブロードアピールがいません。それ程後方を走っていると言う事です。誰がどうみても勝負が決まったと思ったレースでもブロードアピールは異次元の末脚で全ての馬を飲みこんでしまいます。本当にこの馬の切れ味は半端なものではありません。超が付く程の物凄い末脚を発揮します。たまに気まぐれで末脚不発がありますが、はまった時の末脚はとてつもないものがあります。1頭だけ空を飛んでいるじゃないか?そんな感覚にすら見ている方はなります。

ブロードアピールのオーナーはディープインパクトのオーナーでお馴染の金子氏です。この頃から既に良い馬はたくさん所有していました。主戦騎手は武豊騎手と武幸四郎騎手の武兄弟です。ブロードアピールの操縦に関しては武幸四郎騎手のほうが割と合っていたように思います。

武豊騎手も手の内に入れていましたが、爆発的末脚が発揮される時は大抵は武幸四郎騎手でした。武幸四郎騎手は完全に手の内に入れていましたね。どんなに前と引き離されていても全く動じる事無く最後方待機です。そして異次元の末脚であっと言う間に先頭でゴールを駆け抜けます。

ブロードアピールのベストパフォーマンスの出来る距離は1400Mでした。この距離のG1が無かった為G1には無縁だったのかもしれません。

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