競走馬名鑑

アドマイヤムーン

アドマイヤムーン

2006年10月29日 東京競馬場
画像はWikipediaより

アドマイヤムーンは色々な面で競馬界を賑わせてくれました。クラシック有力候補だったアドマイヤムーン。主戦騎手は武豊騎手、そして馬主は超頑固者近藤利一氏。この2人の関係がこのアドマイヤムーンによって破綻します。

アドマイヤムーンでクラシックを取れると思っていた近藤氏はクラシック無冠に終わり、あるレースの騎乗方法を巡り武豊騎手と壮絶な口論となります。本来武豊騎手は非常に温厚で多少気分を害する事を言われても不満を口にする事はありません。

その武豊騎手がブチ切れたのですから、相当な事があったのだと思います。武豊騎手と近藤氏の口論は先述の通り壮絶な口論です。武豊騎手がブチ切れる姿が想像できないくらい、武豊騎手は人格者とされています。実際に武豊騎手は人格者です。
この口論を境に武豊騎手は1度も近藤氏の所有馬に騎乗していません。

そしてアドマイヤムーンはその後ジャパンカップ等を勝ちますが、20億円と言う巨額の金額で近藤氏はトレードに出します。競走馬のトレードは非常に珍しい事です。アドマイヤムーンは引退後はトレード先の牧場で種牡馬生活を送っています。

アドマイヤムーンは歴史的名馬ではありませんがある意味色々な面で注目される馬となりました。やはり武豊騎手を下した事はかなりネットを中心に物議を醸しました。武豊騎手と言う競馬界の第一人者との確執はかなりの影響をもたらしました。武豊騎手を一番最初に主戦から降ろしたのが近藤氏です。

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